こにし歯科医院のブログ
2022/11/16医療機器 レントゲン ①
医療機器
歯科の医療機器には
- ●レントゲン
- ●ユニット
- ●サーボクレープ
等があります。
●レントゲン
1. 歯科のレントゲン
お口の中の疾患は、直接肉眼で見ることのできない場所で起こっていることがほとんどです。歯の中や歯と歯の間、詰め物やかぶせ物の下、歯茎の中の骨(歯槽骨)、さらにその中の歯の根っこの周りなどです。このような外から肉眼で見ることのできない場所の状態を確認するために、レントゲン撮影は必要不可欠です。具体的には次のようなことをレントゲン撮影で確認をしています。
1−1. 虫歯の状態
虫歯の有無や進行状態、詰め物の下の虫歯の有無などが分かります。
レントゲン撮影を行うことによって、虫歯が見つかることが多くあります。
1−2. 歯の根っこの状態
歯の根っこの中には、神経があります。レントゲン撮影を行うことにより、神経が残っているのか、神経に感染や炎症が起こっていないかを確認することができます。
また根っこが割れていないか、根っこの形態も確認できます。通常、歯茎で覆われて見えない歯の根っこの表面に歯石が付いている場合も、レントゲン撮影で確認できることがあります。
1−3. 骨の状態
歯を支える骨(歯槽骨)は、歯周病が進むと溶けてきます。レントゲン撮影を行うと、どこの歯槽骨がどれくらいなくなっているかを、確認することができます。顎の骨の中には太い神経と、血管が入っている太い管があります。その管と歯との位置関係を、レントゲン撮影で確認することにより、安全な麻酔や抜歯を行うことができます。また、顎の骨の中にできた腫瘍や骨折などがないのかも確認できます。
1−4. 顎の関節の状態
顎関節症など顎の関節に異常が生じると、顎の関節にズレや変形が生じることがあります。レントゲン撮影を行うと、顎の関節のズレや変形を確認することができます。
1−5. 詰め物・かぶせ物の適合状態
詰め物、かぶせ物と歯との間に段差やすき間、虫歯がないかを確認することができます。
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