東村山市の歯医者「痛くない、怖くない」がモットーの「こにし歯科医院」の最新情報

こにし歯科医院のブログ

2022/10/26フッ素塗布 ④

フッ化物歯面塗布

しかし、この方法は、使用するフッ化物溶液のフッ化物濃度が9,000ppmときわめて高いので、安全性の観点から、一人ひとりの子どもに対して歯科医師などの専門家が原則として医療機関において対処しなければならない方法です。お母さんが気のむいたときにポケットからだして子どもの歯に塗ってあげる、というわけにはいかないのです。ことに幼児の場合には嫌がる子どもが対象ですから、大変手間がかかり、その費用もどうしても高くならざるを得ないのです。

また、この方法では町の人みんなのむし歯予防対策にはなりません。すなわち、他のフッ化物応用法に比較すると、公衆衛生特性が低いのです。効果・安全性が高く、簡便であり、費用便益比、すなわち、むし歯を防ぐ効果に比較してそれにかかる経費ができるだけ低い方法が、公衆衛生特性の高い、より優れた方法であるということができるのです。

しかし、他の方法ができないときには、とくに3歳までの幼児や自己管理が困難な高齢者のむし歯対策にはこの方法しかありません。唯一のフッ化物の臨床的方法でもあり、定期的に歯科医院を訪ねて定期健診をかねて受診することは価値のある保健行動といえるでしょう。