こにし歯科医院のブログ
2021/11/25成人、小児、正しい薬の分量
たとえば、体重が45キロの年齢20才の女性が薬を飲もうとしていますが、この方は小児の分量か成人の分量のどちらを飲めば正しいのでしょうか?薬は、飲む量が少ないと効果がなく、多く飲み過ぎると副反応や副作用が心配になります。
これはズバリ、内服薬の用法、用量には成人、15才以上と記されていますが、15才以上でも、成人の用量では多すぎる場合があるのです。というのも、薬の適量はその人の体表面積できまるので、本来は年齢とは関係ないからです。
それを、なぜ年齢で表記してあるかというと、自分のからだの表面積を知っている人が少ないからです。その上、測るのも難しくて実用的でないとう理由からです。つまり、成長すれば体表面積も増えるはずで、その目安に年齢を用いたほうが合理的というわけです。15才になれば体格も内臓器ももう成人並みに発達しているはずです。ここで区分けしても支障はないということで、年齢が使われているのです。
しかし、この15才以上という区分には、実は、体重50キロ以上という条件もついています。45キロの体重のひとは小児の用量でいいのです。体重の条件が表記されず、省略されているのは、市販薬はもともと薬品そのものの量を非常に少なくしてあることと、たとえ50キロ以下であってもほとんどが50キロに近い体重のひとのはずなので、安全とされ、わざわざ体重が50キロ以上と表記されていないのです。
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